湿気が引き起こす設備トラブル

6月に入り、いよいよ梅雨の季節が本格化してきました。
この時期、私たち設備メンテナンス業にとっては、「見えない水分」が引き金となるトラブルに特に注意が必要です。


☔ 湿気による設備への主な影響

梅雨時期は空気中の湿度が高く、工場や施設の設備にさまざまな悪影響を与える可能性があります。

  • 電気設備の絶縁不良・漏電
    → 湿気によって制御盤や配線に水分がたまり、漏電・誤作動のリスクが高まります。
  • 金属部品のサビ・腐食
    →クレーンの可動部など、湿気による酸化が進行しやすくなります。
  • 機械式駐車場の作動不良
    → 雨水の浸入や湿気により、センサー・モーター類のトラブルが起きやすくなります。
  • 天井クレーンのモーター故障
    → 雨漏りによってモーター部に水が侵入し、絶縁不良やショート、始動不良を引き起こすケースがあります。普段は目に見えにくい場所で起こるため、気づいたときには大きなトラブルに発展していることも少なくありません。

🛠 梅雨前後におすすめの点検・対策

弊社では、梅雨入りに合わせて以下のような予防保全活動を推奨しています。

電気設備の絶縁チェック・端子の再締結
クレーンや機械式駐車設備の可動部グリスアップ・清掃
屋根上・設備室の雨漏り箇所の確認と応急補修

「何も起きていない今こそ、安全を確認するチャンス」です。


💡 トラブルが起きる前に“気づく”ことが重要です

湿気は目に見えにくく、気がついた時には設備の故障や事故につながってしまうことも少なくありません。
弊社では、定期的な点検・保守契約にもとづくメンテナンスを通して、お客様の設備を季節に応じた最適な状態に保つお手伝いをしています。


📞 ご相談・お見積もりはお気軽にどうぞ

「最近設備の調子が気になる」
「梅雨前に一度点検しておきたい」
そんなお悩みがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

皆さまの現場が、梅雨の時期も安心・安全に運用できるよう、全力でサポートいたします。

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